ブランド偽物反対~!その4

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さてさて、今回の日記は
2008年10月にヤフオクで偽のルイヴィトンのバッグを購入して
警察に相談していた件の続きです。

相談以降、警察の地道な努力によって資料が集まり
私の調書をとった上で裁判所へその調書を提出、
出品者の家宅捜索礼状を発行してもらう段階まできました。


昨日は警察署まで調書の内容を確認しに行ってきました。

以前、母がインターネット関連で訴訟を起こしたので
裁判所へ提出する文章の書き方やその難しさは
知っています。
今回も同様で「ヤフオク」とはなんぞや、とか
「ID」とは「パスワード」とは、など弁護士が書いてくれる
文章を警察の方が用意して頂いていたので
それを聞いて確認するだけでした。

私がプリントアウトしたページは資料として丁寧に
分類されていて、
その他の資料として
●Yahoo!ジャパンよりヤフオクの出品者登録情報
(コレによって本当の住所が分かったらしいです)
●オークションのシステムの履歴の一覧
(これはシステムを少しかじったことがある私としては
普段見ることの出来ない、大変興味深い内容でした)
●ルイヴィトンジャパンからの正式な真贋判定
(面白い事に私たちが知っている真贋判定はまったく書いておらず
「布地が粗悪」「皮が粗悪」「縫製が粗悪」という理由で贋物(粗悪品)と
判定されていました)
●商標権侵害なので特許庁からのルイヴィトンの商標権登録状況
●郵政省からの郵便配達履歴状況
●銀行口座の情報(私が確かに入金したかという記録=私は見てませんが)
●その他

警察の力は凄いですね。
たかだか区の管轄の警察署でもちゃんと資料を集めると
県警として調べてくれるんですね。

コレによって出品者は商標権侵害として
認めた場合、罰金+執行猶予
否認した場合、逮捕+取調べ+刑務所行き
だそうです。

まだ最後まで終わってはいないのですが
これによって贋物を売って利益を得た人を法的に裁けるという希望や、
正義があった、報われたという気持ちが生まれました。

でも、

ちょっと怖いです。

報復があるかもしれないという恐怖はあります。

ただ今回は被害者は「ルイヴィトンジャパン」であって
私ではないし、
私以外にも贋物を購入した人は居るので特定出来ない
から大丈夫かなって思います。

これで「贋物を売る、買う、持つ」事は「犯罪」なんだと
多くの人に知ってもらいたいです。

また、オークションサイトの保障・補填は意味の無い
効力の無い事だという事を知って欲しいです。

最後は犯罪に対して立ち向かう勇気と諦めない気持ち
家族の理解や協力によって
「自分」で解決して行く、警察と協力すれば、ちゃんと結果は
出る、という事を知って欲しいです。

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このページは、sumomoが2009年4月 7日 11:23に書いたブログ記事です。

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